院長ブログ
第11回
ニキビ跡・クレーターについて

皆様、こんにちは。Gクリニックの院長の三島です。
今回は、ニキビ跡・クレーターについてご紹介させていただきます。

ニキビ跡とは?

ニキビが治った後に残ってしまう跡のことです。
ニキビができると憂うつな気分になることがあるかと思いますが、さらにニキビ跡まで残ってしまうとショックですよね。

なぜ、ニキビができるのか?

通常、皮脂は皮脂腺から分泌され毛穴から出て皮膚に潤いを与える役割を担っています。しかし、乾燥、加齢、ホルモンバランスの乱れ、肌ターンオーバーの乱れなどの原因で、皮脂の分泌が多過ぎたり、毛穴の出口がつまったりすることで肌に炎症が起こり、ニキビができてしまいます。

ニキビができる主な要因

皮脂の分泌が増える

思春期に増加する性ホルモンの影響や、ホルモンバランスの乱れ、ストレスや食生活の乱れなどによって皮脂が必要以上に分泌されます。

毛穴の詰まり

肌ターンオーバーの乱れると、古い角質が剥がれ落ちずに毛穴の出口を塞いでしまいます。また、余分な皮脂が固まり、毛穴の出口を塞いでしまいます。

アクネ菌の増殖

毛穴の出口が詰まったことで、毛穴の奥は皮脂で充満します。アクネ菌(ニキビ菌)は皮脂が大好物のエサですので、アクネ菌はどんどん増えていきます。

ニキビの進行

ニキビが出来始めの頃(白ニキビ~黒ニキビ)で完治すれば良いですが、ニキビが悪化し炎症や化膿を起こした場合には肌の奥の真皮層までダメージを受けるため自然治癒は難しくなります。

ニキビ跡の種類

ニキビ跡は、大きく分けて3つに分類されます。まず皮膚が平らになっても赤みが残る赤みタイプの跡、次に皮膚に色素が残りシミのような状態になる色素沈着タイプの跡、そして皮膚が凹んだ状態になるクレータータイプの跡です。

色素沈着タイプのニキビ跡

ニキビが治った後、ニキビのあった部分が茶色くシミのように残ることがあります。
ニキビ跡がシミのように茶色く色素沈着を起こす原因としては、ニキビの炎症の進行やニキビが潰れることで皮膚に大きなダメージが加わり、メラノサイトがメラニン色素を大量に作り出すためです。

さらに、ニキビができやすい肌は、ターンオーバーが乱れていることが多いため、メラニン色素が体外へ排出されず肌に残ってしまいます。

色素沈着タイプのニキビ跡は、肌ターンオーバーを促すピーリングや、メラニン色素を破壊するレーザーなどで治療することができます。

クレータータイプのニキビ跡

ニキビが治った後、肌に凹凸ができたり、針やアイスピックでつついたような小さな穴が開いた状態になったりすることがあります。これがクレーター状のニキビ跡です。

クレーター状のニキビ跡ができる原因としてはニキビが悪化し、炎症や化膿が肌の奥の真皮層までダメージを与えてしまうことやニキビを潰した時の刺激で皮膚の組織が傷ついてしまうことが挙げられます。

ダメージを受けた真皮層はコラーゲンが破壊されるため、凹凸肌(クレーター肌)になってしまいます。

真皮層は肌を生まれ変わらせるターンオーバー機能が備わっていないため、真皮層が損傷したことで発生したクレーターの自然治癒は難しいです。

クレータータイプのニキビ跡は、ダーマペンやポテンツァなどの真皮層のコラーゲン産生を促す治療やフラクショナルなどの皮膚上面をなだらかに削り、クレーターを目立たたなくさせる治療がおすすめです。

クレーターの種類

ニキビ跡のクレーターにはいくつかの種類があります。

アイスピック型

皮膚表面には小さな点に見えますが、アイスピックが刺さったように肌の奥まで穴が開いているタイプです。真皮層より深く達することが多いです。

ローリング型

くぼみが滑らかでお皿のように凹んでいる形です。肌の奥(真皮層)まで深く穴が開いており、皮膚表面は引きつれたようないびつな形をしています。

ボックス型

直径は小さなものから大きなものまでさまざまで、垂直で四角に凹んだ形をしています。

アイスピック型

ローリング型

ボックス型

クレーターの治療法

ニキビ跡の治療で特に難しいのが、クレーターと言われています。できるだけ早期に専門の医師に相談し、適切な治療を必要とします。一般的なニキビ治療をご紹介します。

ケミカルピーリング(色素沈着)

肌のターンオーバーを活性化させ、コラーゲンを増やす治療です。

ダーマペン、ポテンツァ(ローリング型、ボックス型)

真皮層にわざと傷を与え、それによりコラーゲンを再生させる治療です。

当院で可能なニキビ跡治療

ケミカルピーリング

グリコール酸ピーリングやミックスピールは肌表面(古い角質層)を取り除き、肌ターンオーバーを促すことで、茶色くシミのように残ってしまったニキビ跡(色素沈着)を改善する治療です。

また、コラーゲンピール (マッサージピール)は肌の奥(真皮層)に働きかけ、コラーゲンの生成を促し、クレーター肌を改善する治療です。

ダーマペン

極細針を使用し、肌の奥(真皮層)まで穴を開け、自己治癒力によってコラーゲンを再生させ、クレーターを改善する治療です。

組み合わせて効果的な施術

ダーマペン×幹細胞培養上清液

幹細胞培養上清液とは、体内に存在する幹細胞を培養し、その培養液から幹細胞を取り出し、滅菌処理などを行なった上澄み液のことを指します。

さまざまな成長因子を含んでおり、成長因子は体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たしています。

ダーマペン×コラーゲンピール

ヴェルベットスキンとも言われています。ダーマペンの施術後、皮膚表面上に無数の穴が高密度に空いている状態でコラーゲンピールを塗布することで、美容成分を皮膚の深層まで浸透させることができます。コラーゲンピール単独での治療に比べ約3倍の効果が得られるといわれています。

おすすめの施術

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